来年から、文化庁の方針で、音声訳のネット配信を可能にするというニュースを見た。ポイントは下記の条件のうち、後半が解除されるわけである。
「点字図書館などは現在、視覚障害者向けの貸し出し用に限り、出版物を録音できるが、著作権者の許諾なしのネット送信は認められていない。」
もちろん、視覚障害者以外の一般の人たちが音声訳を聴けないことには変わりはないが、著作権者の承諾なしにネット配信をするという点は、音声化された媒体の公共化にとっては一歩前進だろう。
わたしのさらなる願いは、日本全国に大量にある音声訳の媒体をより広く、視覚障害者以外の人たちにも公開されることである。一般の人が作品を音声で聴くのをきっかけに著作物が売れる可能性を信じている。
詳しくは次のYAHOO!の
ニュースサイトを参照。