Amivoice Es 2008の音声認識で弱い点がいくつかある。一つは、カタカナ語に弱いことである。二つは、複合動詞に弱いことである。三つには、単独文字の入力に弱いことがある。しかし、それぞれの弱点については、それがどのような性質を持っているのかを見定めれば対策は取れるものである。
第三の単独文字の入力については、わたしは次のような読み方で辞書登録をしている。単独文字を辞書登録しても、もちろん、ひらがなそのものは変換候補として残るのである。単独で入力したい文字というものはどうしてもいくつか必要である。なかなか変換しにくい文字があれば、下記の要領で自分なりに登録をするとよいでしょう。
●変換語→読み方
●「を」―おもたいお
●「と」―つなぎのと
●「の」―ののじのの
●「っ」―ちーさいつ
●「言葉」―ことのは
●「は」―かるいは
※音声認識ソフトの普及にとって障害となっているのは、意外と、このような細かいノウハウなのではないでしょうか。
わたしは、それらについて、今後も付け加えていくつもりでいます。みなさんの質問があれば、それについてお答えするつもりです。