久しぶりに、こちらのブログに書き込みをする。というのは、たまたま開いた明治図書のサイトに、わたしの『表現よみとは何か―朗読で楽しむ文学の世界』(1995明治図書)の復刊投票がすすんでいるからだ。
ちなみに、あと30票で復刊が可能だそうだ。この本は、当時2300円で1700部、刷られた。今では売り切れて、アマゾンの古書としては、8500円といった値が付いている。それは、「朗読」の理論というものが、ほとんどないという現状からの需要だろう。
わたしはこの本について、音読や朗読から文学の音声表現にすすむときに必要な理論の原点が書かれている本だという意味のことを書いた。今、よみなおしても、わたしの音声表現の出発点がどこにあるかを示す重要な本だと思うのである。
あと、30票の投票にひとりでも多くのみなさんが参加してくださるとありがたいと思います。投票は下記のサイトです。
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?bango=4-18-302618-0