eXcite ことば・言葉・コトバ
2020-10-04T11:46:15+09:00
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渡辺知明が「読み・書き、話し・聞き」など、音声表現・文章表現を考える
Excite Blog
「イエアオウ」のフレーズ練習――からだの動きと声
http://khyogen.exblog.jp/31700941/
2020-10-03T11:59:00+09:00
2020-10-04T11:46:15+09:00
2020-10-03T11:59:04+09:00
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表現よみ
下記の図には3つの要素がある。(1)母音の前と後ろの水平移動、(2)口の開き方の上下、山形に盛り上がってから下がる、(3)口の開きに応じて、からだのしずみも山形に後ろに向かって沈み込む。
そして、イエアオウとともに動くからだ全体の動きが、日本語のフレーズ、つまり係り受け、イントネーションの発声を生み出すのだ。この動きをもっとも能率的に行っているのがネコである。「イーエーアーオーウ」とからだの力とともに発声すると、そのままネコの鳴き声になるのだ。
フレーズ練習は、からだの動きとともに「イエアオウ」と発声した声を聴いてから、そのからだと声の調子で「ある日のことで」、「イエアオウ」から「ございます」と発声してフレーズ練習をするのである。YouTubeの解説 https://www.youtube.com/watch?v=OxYRJb4S91k&t=143s
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短歌の読み方=『読書の教科書―精読のすすめ』応用編
http://khyogen.exblog.jp/30695568/
2020-01-31T19:47:00+09:00
2020-01-31T19:47:58+09:00
2020-01-31T19:47:58+09:00
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『読書の教科書』
「末ちさく落ちゆく奈智の大瀧のその末つかた湧ける霧雲」若山牧水
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『読書の教科書』の解説=『日本のコトバ』38号
http://khyogen.exblog.jp/30674255/
2020-01-15T22:37:00+09:00
2020-01-15T22:43:59+09:00
2020-01-15T22:37:58+09:00
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『読書の教科書』
現在、『日本のコトバ』38号を送料共800円で販売中である。
『日本のコトバ』38号リンク
ご希望の方は、下記の振替口座に代金800円を納入くださればお送りする。口座名:00180-6-175989 加入者名:日本コトバの会
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本の読み方の4つの方法=渡辺知明『読書の教科書』
http://khyogen.exblog.jp/30562979/
2019-11-09T09:45:00+09:00
2019-11-09T09:53:12+09:00
2019-11-09T09:45:11+09:00
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『読書の教科書』
(1)情報収集、(2)感動教授、(3)思考推進、(4)実践応用
ところが、どんな本でも、もっぱら一つの読み方で読んでいる人がいかに多いことか。
参照:渡辺知明『読書の教科書―精読のすすめ』
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あなたの読書能力はどのくらい?『読書の教科書』の読書能力一覧表
http://khyogen.exblog.jp/30467413/
2019-09-29T08:40:00+09:00
2019-09-29T08:46:26+09:00
2019-09-29T08:40:25+09:00
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『読書の教科書』
あなたの読書能力はどのくらいだろうか? 渡辺知明『読書の教科書―精読のすすめ』(2019芸術新聞社)には、自らの読書能力を検討するための一覧表がある。
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『読書の教科書』は五反田でも読書コーナーにある
http://khyogen.exblog.jp/30408791/
2019-08-16T19:51:00+09:00
2019-08-16T19:51:55+09:00
2019-08-16T19:51:55+09:00
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『読書の教科書』
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こんな棚に、渡辺知明著『読書の教科書』が並んでいた!
http://khyogen.exblog.jp/30380871/
2019-07-27T22:19:00+09:00
2019-07-27T22:19:17+09:00
2019-07-27T22:19:17+09:00
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『読書の教科書』
ビジネス書の自己啓発のコーナーだろうかと思っていたら、文芸コーナーの読書関係であった。しばらく戸惑いを感じていたが、むしろ書店員さんの判断にありがたさを感じた。一時的な本ではなく、今後も読みつがれるという判断なのだろう。
(さて、どこに『読書の教科書―精読のすすめ』は並んでいるのか?)
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渡辺知明構成&編集=ベルクソン『笑い』パンフレット
http://khyogen.exblog.jp/30363782/
2019-07-15T10:34:00+09:00
2019-07-16T06:49:30+09:00
2019-07-15T10:34:53+09:00
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小冊子シリーズ
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あとがき「この小冊子は、2013年3月から2015年4月まで23回にかけて、日本コトバの会・ユーモア学会で学んだベルクソン著(林達夫訳)『笑い』(岩波文庫)のテキストをもとにして再構成したものである。そのほか参考にしたテキストがある。『ベルクソン全集・第三巻』(1995白水社、鈴木力衛/中澤範雄訳)、『新訳ベルクソン全集・第三巻』(2011白水社、竹内信夫訳)、『笑い』(2016ちくま文芸文庫、合田正人・平賀裕貴訳)を参考にして、内容の正確さを期した。(渡辺知明)」
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ご希望の方には、前編と後編をまとめて、1,000円(送料含む)で販売する。郵便振替で、「コトバ表現研究所」宛に振り込んでくだされば郵送する。郵便振替口座:00130-6-577697 加入者:コトバ表現研究所
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渡辺知明著『読書の教科書』の接続語一覧表
http://khyogen.exblog.jp/30359502/
2019-07-12T08:00:00+09:00
2019-07-12T08:00:41+09:00
2019-07-12T08:00:41+09:00
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『読書の教科書―精読のすすめ』
「印つけ」の読書法では、接続語を四角で囲むことによって、文章の論理的な接続が把握できる。そのための手がかりになるのが、接続語の論理的なはたらきによる一覧表である。
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宮澤賢治「銀河鉄道の夜」第3段階推敲原稿の紹介
http://khyogen.exblog.jp/29286302/
2018-02-11T18:35:00+09:00
2018-02-11T18:40:32+09:00
2018-02-11T18:35:41+09:00
w-tomoaki
文章表現
現在、読まれているものは、第4段階のものであるが、第3段階のものが筑摩書房全集版には収録されている。そのなかにブルカニロ博士という人物が登場する場面がある。これは世界の見方ということで貴重な問題を提起している。
その部分を引用して紹介する。ちなみに、これは新潮文庫版(36刷)の217ページ終わりから6行目と5行目との間に挿入されるべき部分である。
この部分を挿入して全体を読み直してみると何か発見があるだろう。
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九、ジョバンニの切符
「おまえはいったい何を泣いているの。ちっとこっちをごらん。」今までたびたび聞こえたあの優しいセロのような声が、ジョバンニのうしろから聞こえました。
ジョバンニははっと思って涙を払ってそっちを振り向きました。さっきまでカンパネルラの座っていた席に黒い大きな帽子をかぶった青白い顔の痩せた大人が優しく笑って大きな一冊の本を持っていました。
「おまえの友だちがどこかへ行ったのだろう。あの人はね、本当に今夜、遠くへ行ったのだ。おまえはもう、カンパネルラをさがしてもむだ」
「ああ、どうしてなんですか。僕はカンパネルラといっしょにまっすぐに行こうと言ったんです。」
「ああ、そうだ。みんながそう考える。けれどもいっしょに行けない。そしてみんながカンパネルラだ。おまえが会うどんな人でもみんな何べんもおまえといっしょにリンゴを食べたり汽車に乗ったりしたのだ。だからやっぱりおまえは、さっき考えたようにあらゆる人のいちばんの幸福を探し、みんなといっしょに早くそこにゆくがいい。そこでばかり、おまえは本当にカンパネルラと、いつまでもいっしょに行けるのだ。」
「ああ、僕はきっとそうします。僕はどうしてそれを求めたらいいでしょう。」
「ああ、わたくしもそれを求めている。おまえはおまえの切符をしっかり持っておいで。そしていっしんに勉強しなきゃいけない。おまえは化学を習ったろう。水は酸素と水素からできているということを知っている。今はたれだってそれを疑いやしない。実験してみると本当にそうなんだから。けれども昔はそれを水銀と塩でできていると言ったり、水銀と硫黄できていると言ったりいろいろ議論したのだ。みんながめいめい自分の神さまがほんとうの神さまだと言うだろう、けれどもお互いほかの神さまを信ずる人たちのしたことでも涙がこぼれるだろう。それから僕たちの心がいいとか悪いとか議論するだろう。そして勝負がつかないだろう。けれども、もしおまえが本当に勉強して実験でちゃんと本当の考えと、うその考えとを分けてしまえば、その実験の方法さえ決まれば、もう信仰も化学と同じようになる。
けれども、ね、ちょっとこの本をごらん。いいかい、これは地理と歴史の辞典だよ。この本のこの頁はね、紀元前二千二百年の地理と歴史が書いてある。よくごらん、紀元前二千二百年のことでないよ、紀元前二千二百年のころにみんなが考えていた地理と歴史というものが書いてある。だからこの頁一つが一冊の地歴の本にあたるんだ。いいかい、そしてこの中に書いてあることは紀元前二千二百年ころにはたいてい本当だ。探すと証拠もぞくぞく出てくる。けれどもそれが少しどうかなと、こう考え出してごらん、そら、それは次の頁だよ。
紀元前一千年、だいぶ、地理も歴史も変わってるだろう。このときにはこうなのだ。変な顔をしてはいけない。僕たちは、僕たちのからだだって、考えだって、天の川だって、汽車だって、歴史だって、ただそう感じているのなんだから、そら、ごらん、僕といっしょに少し心持ちを静かにしてごらん。いいか。」
そのひとに指を一本あげて静かにそれを下ろしました。するいきなりとジョバンニは、自分というものが、自分の考えというものが、汽車やその学者や天の川やみんないっしょにぽかっと光って、しいんとなくなって、ぽかっとともってまたなくなって、そしてその一つがぽかっとともると、あらゆる広い世界ががらんと開け、あらゆる歴史がそなわり、すっと消えるともう、がらんとしたただもうそれっきりになってしまうのを見ました。だんだんそれが早くなって、まもなくすっかりもとのとおりになりました。
「さあいいか。だからおまえの実験は、このきれぎれの考えの始めから終わりすべてにわたるようでなければいけない。それがむずかしいことなのだ。けれども、もちろんそのときだけのでもいいのだ。ああ、ごらん。あそこにプレシオスが見える。おまえはあのプレシオスの鎖を解かなければならない。」
そのとき、真っ暗な地平線の向こうから青白いのろしが、まるで広場のように打ち上げられ、汽車の中はすっかり明るくなりました。そして、のろしは高く空にかかって光り続けました。
「ああ、マジェランの星雲だ。さあ、もうきっと、僕は僕のために、僕のお母さんのために、カンパネルラのために、みんなのために、本当の本当の幸福を探すぞ。」
ジョバンニは唇を噛んでそのマジェランの星雲をのぞんで立ちました。そのいちばん幸福なそのひとのために!
「さあ、切符をしっかり持っておいで。おまえはもう夢の鉄道の中でなしに、本当の世界の火や激しい波の中を大股にまっすぐ歩いて行かなければいけない。天の川の中でたった一つの本当のその切符を決しておまえはなくしてはいけない。」
あのセロのような声がしたと思うと、ジョバンニはあの天の川がもうまるで遠く遠くなって風が吹き、自分はまっすぐに草の丘に立っているのを見、また、遠くからあのブルカニロ博士の足音の静かに近づいてくるのを聞きました。
「ありがとう。私はたいへんいい実験をした。私はこんな静かな場所で遠くから私の考えを人に伝える実験をしたいと、さっき考えていた。おまえの言った語《ことば》はみんな私の手帳にとってある。さあ帰っておやすみ。おまえは夢の中で決心したとおり、まっすぐに進んで行くがいい。そしてこれから何でもいつでも私のとこへ相談においでなさい。」
「僕、きっとまっすぐに進みます。きっとほんとうの幸福を求めます。」
ジョバンニは力強く言いました。
「ああ、ではさようなら。これはさっきの切符です。」
博士は小さく折った緑色の紙をジョバンニのポケットに入れました。そして、もうそのかたちは天気輪の柱の向こうに見えなくなっていました。ジョバンニはまっすぐに走って丘を降りました。そして、ポケットがたいへん重くカチカチ鳴るのに気がつきました。林の中で止まってそれを調べてみましたら、あの緑色のさっきの夢の中で見たあやしい天の切符の中に大きな二枚の金貨が包んでありました。
「博士ありがとう。おっかさん、すぐ乳を持って行きますよ。」
ジョバンニは叫んでまた走り始めました。何かいろいろのものが一ぺんにジョバンニの胸に集まって、何とも言えず悲しいような新しいような気がするのでした。
琴の星が、ずうっと西の方へ移って、そしてまた蕈のように足をのばしていました。
以上
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「銀河鉄道の夜」の添削比較
http://khyogen.exblog.jp/24898261/
2015-11-04T23:41:00+09:00
2019-07-14T21:31:49+09:00
2015-11-04T23:40:50+09:00
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『文章添削の教科書』
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の添削部分を付録の赤シートで隠してみると、一目瞭然で、原文と添削との関係が分かります。
これまで文章の本での「改善例」がいかに見にくかったか分かります。
でも、宮沢賢治ファンから「なぜ手を入れたか!」と抗議の声も上がりそうです。
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先行販売発見!『文章添削の教科書』
http://khyogen.exblog.jp/24842432/
2015-10-22T13:50:00+09:00
2019-07-14T21:32:22+09:00
2015-10-22T13:50:32+09:00
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『文章添削の教科書』
10月28日(水)を前にして入手できます。
本日から丸善丸の内本店2階の本棚にあります。
早い者勝ちのようです。
もう一店ありました。池袋ジュンク堂書店です。
1階新刊コーナーと3階の売り場です。
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渡辺知明著『文章添削の教科書』予約開始
http://khyogen.exblog.jp/24816202/
2015-10-16T06:44:00+09:00
2015-10-16T07:11:54+09:00
2015-10-16T06:44:46+09:00
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添削入門講座
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%87%E7%AB%A0%E6%B7%BB%E5%89%8A%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8-%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E7%9F%A5%E6%98%8E/dp/4875864779/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1444944718&sr=8-1&keywords=%E6%96%87%E7%AB%A0%E6%B7%BB%E5%89%8A%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8A]]>
第28回渡辺知明表現よみ独演会
http://khyogen.exblog.jp/24779104/
2015-10-07T14:31:00+09:00
2015-10-08T11:19:54+09:00
2015-10-07T14:30:44+09:00
w-tomoaki
表現よみ
2015年11月8日(日)第28回渡辺知明表現よみ独演会。今回はゲストに山口葉子さんをお迎えして太宰治「カチカチ山」のふたりよみをします。前回に引き続き、クロマチックハーモニカの演奏も合間に入れたり、作品解説や表現よみの話もします。
こんなイメージの公演になります。YouTube動画(2015/7/22富岡市の公演)
https://www.youtube.com/watch?v=qsLCWh_Z1aA]]>
近刊!渡辺知明著『文章添削の教科書』のお知らせ
http://khyogen.exblog.jp/24633283/
2015-09-02T23:15:00+09:00
2019-07-14T21:33:20+09:00
2015-09-02T23:15:48+09:00
w-tomoaki
『文章添削の教科書』
3年前に『朗読の教科書』を書いた。音声言語の表現の方法と技術の本だ。今度は、文章の本だ。といっても、いわゆる文章読本ではない。まったく別の角度から文章上達の方法を考えた。
文章能力には三つの要素がある。(1)発想力、(2)展開力、(3)推敲力だ。これまでの文章の理論では、(1)と(2)に止まっていた。だから、文章の能力が高まらなかった。
今回の本は、『文章添削の教科書』である。人の文章を添削して、推敲能力を高められるという本だ。三つの要素から構成されている。じっくり読みたい人は、本文、手早く理解したい人は図表だ。30くらいが掲載されている。ノウハウを知りたいなら、赤ペンの画像を見れば方法がわかる。
こんな本は、おそらく日本に100年間なかった。夏目漱石「吾輩は猫である」以来の文章構成技術の本である。]]>
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